iroiro_mangoの思い込みブログ

思い込みって・・・オムツ八枚重ね履きの術

子育ての昔の常識は非常識!?

初孫が生まれたのは、今から約5年前のことになります。

 

自身の子供は3人いますので、子育て(孫育て)には少し自信が有りました。

 

ですが、その自信はすぐに鼻っぱしらを折られることになりました。

 

なぜなら、私の子育てと丸っきりと言っていいほどの違いがあったからです。

 

 

バブル期の最終期に子供を産んだ私世代の子育てといえば今のようなメディアの発達はなく先人の教えとばかりに口出す親や親戚やご近所さん、そして何となく目について選んだ育児本の活字と社会福祉課の冊子の内容がメインの子育てです。

 

そして、たまに観る子育て番組の中の情報や子供が病気でかかった際の小児科のお医者さんの言葉を頼りにする、なんとも頼りない子育てです。 

そんな子育てしてたにも関わらず初孫が生まれるまで根拠もない自信を持っていたことに恥ずかしさを覚えたことを今でも覚えています。

 

そんな私の子育て時点でも下記3点ほどについて先人達の子育てと違うことを伝えてみました。

 

・洋服は、なるべく薄着にして着せ過ぎない

・自己肯定感や人への信頼感につながるので泣いたらすぐに抱っこした方がよく、どんなに抱っこしても“抱き癖”なんてない

・虫歯菌は口伝いに伝染るから口移しや噛み砕いて与えず同じお箸の使いまわしなどしない

 

その当時の数少ない育児の変化でしたが、なかなか自身の親世代に伝わらず行き違いから揉め事になりました。

 

親世代には子育ての先輩意識が高く認めたがらない傾向がある人が多いのは、ある程度仕方がないことなのかもしれませんが、この苦労のおかげで私は根拠のない自信をあっさりと取り下げることが出来ました。

 

子育て環境は、今と昔で刻々と大きく変わっていて当たり前だった常識が現在では非常識となっている場合が数多く存在していることを有り難くもまんまと受け入れられたのです。

 

無知のまま昔のままの方法で孫の世話をすると現代の子育ての認識違いからトラブルになってしまっていたかもしれません。

 

今と昔の子育ての違いを認識し最適な方法で育児することがお互いの安心安全となり子供の育成に大きな差を生むことになることでしょう。

 

具体的に、どのような違いがあるのかを下記に挙げます。

 

・母乳育児の赤ちゃんには、お風呂上がりなどの喉の渇きにも白湯ではなく母乳を与える

・出産直後の沐浴は体温の低下防止や皮膚のバリア機能を保つため沐浴せず拭くのみである

・母乳育児の場合、3時間おきではなく赤ちゃんが欲しがったときに授乳する

・赤ちゃんが自然と離れるまで授乳しても問題ない

・外気浴は足元から10分程度から徐々に初めるという画一的ではなく、紫外線の強い10時~14時の時間帯を避け長袖や帽子を着衣し赤ちゃん用の紫外線予防クリームを塗って紫外線対策した上で、直射日光を受けないよう注意しながら赤ちゃんを外気や温度差に慣らすという外気浴の方が実はおすすめである

・卒乳は、いついつまでに完了するみたいな概念をなくし赤ちゃんが自然と離れるまで授乳し続けても問題ない

・ハイハイも大事な成長過程であり歩行器は子ども自身の発達を重視する観点から使用せず、そして早く歩き初めることがベストとしない

・オムツ外しは子どもの様子を見ながら徐々に進めるべきであり、1歳過ぎたらおむつ外しするのが当たり前なんて、子ども自身にやる気が全くない、やりたくない時点で行為を無茶ぶりするのはナンセンス

・うつ伏せ寝は乳幼児突発死症候群の予防のためにも、医学的にも必要なとき以外は仰向け寝が推奨されている

・離乳食の開始前は、母乳、ミルク以外はとくに必要ないし、離乳食の開始時期は5~6カ月から、その子その子にあわせて、ゆっくりと初め、ゆっくりと進める

ベビーパウダーなど毛穴の詰まりなどを避けるため、お風呂上がりに使用しないほうが良いと推奨する見解がある

 

思いの外、数多くの昔の常識が覆されていて驚きは隠せませんでしたが、新しいことに触れられた事自体は、私の子(孫)育て意識が向上され、孫との新たな繋がりができたので、本当に素晴らしい出来事だと痛感してます。

 

思い込みである程度生きてきた私ですが、これまでの思い込みを一度取り壊し、また、一新した思い込みを作成できたこと、楽しめたことをこれからも喜びたいと思います。

 

老いては子に従え、これからも地で楽しみたいと思います。