iroiro_mangoの思い込みブログ

思い込みって・・・オムツ八枚重ね履きの術

共働き家庭の増加した現代の「家事負担の割合は?」

「家事負担は妻9割?夫1割?」

2015年の国勢調査によるとわが国での夫婦共働き世帯は47.6%と増加してます。

 

2015年以降も共働き世帯は着々と増加傾向にあるそうですが、家事負担率は相変わらず妻の負担が圧倒的に多いのが実情です。

 

中には家事負担が妻9割、夫1割というご家庭もあるようです。

 

共働き歴は30年以上の我が家でも、妻の負担は未だ7割以上と圧倒的に負担割合に不公平があります。

 

私の共働き当初には妻の負担割合は9割でした。

 

ここまでの割合にたどり着くために、話し合いもしました、喧嘩も、時にはプチ家出したり、家事ストライキしたりもしましたが、その後一時期だけは、いつもより少しだけ進んで手伝いますが、いつでも夫の意識は“お手伝い”なのですから、すぐに元通りで根本的には全く変わりませんでした。

 

9割から7割以上まで家事負担が減少したのは、私が15年前に受けた追突事故による左腕の障害のため思うように動かせないからであって、私の家事を自ら担おうとする意識からでは決してありません。

 

体が思うように動かないから、だから時間がかかるから仕方なくやらなくちゃならない羽目になったという感覚でしょう。

 

おかげで食洗機の購入を要求したときは、すんなりと通りました。

 

私は5人家族ですので、大きめの食洗機で買うときは高く感じましたが手で洗うよりきれいだし、水の使用量も少なく済みますし、なによりも自分の身体的にも精神的にも負担が軽くなりましたので本当に有り難かったです。

〈〜4人家族〉

https://a.r10.to/hyg5fk

〈5人〜6人〉

https://a.r10.to/hMW4ta

 

事故後に自分からやると言って引き受けた家事も言わないとやらなかったり、夫の帰りが遅いときに代わりに私がやると次からは自分がやると言って引き受けたにもかかわらず、引き受けた事実さえも手放してしまい、スルッと私の仕事へと勝手に移行しますので、言い争うことの繰り返しばかりで毎々イラつかせます。

 

夫婦間での認識ギャップの代名詞といえば「名もなき家事」

夫婦間での家事負担の話し合いする時に感じる認識ギャップは、いくつかの問題があるとおもいますが、実は大きな要因としては「名もなき家事」ではないかと思っております。

 

「家事」とは、実際には細かく細分化された細々とした小さな仕事の集りなのです。

細分化された全ての仕事をこなして、初めて1つの家事が完了なのですが、夫には名もなき家事が伝わりません。

ここにギャップが生まれます。

 

例えば「洗濯」でいえば、洗濯物の洗濯方法の分別から始まり、選別ごとに洗濯し、それぞれ最適な干し方で干し、屋内に取り込み、ハンガーなどから洗濯物を外し、畳み、洗濯物ごとの収納場所に収納するなど、様々な工程が存在します。

 

洗濯は、流れが一筋ですので夫はギリ理解できるようですが、「ゴミ出し」となると一連ではない“見えない”“名もなき家事”部分を理解できないのです。

 

「ゴミ出し」とは辞書によると“主に、家庭などから出るゴミを収集所へ出すことを表現”とされてますが、ゴミ出しは「ゴミを集積場に捨てる」行為以外に、家中のゴミを集積する、分別する、捨てる以外に、ペットボトルは洗う、潰すなどしてから捨てる、トレーやビニールごみも洗う、乾かす、小さくまとめて捨てるに至るまでの作業、いわば「名もなき家事」と言われるような細かいものが沢山あります。

 

特に分別ごとの曜日は、聞けば良いとインプットしていてそこも含めてのゴミ出しだろうとツッコミたくなります。

 

こうなると逐一言わない(聞かない)と出来ないのです。

 

「ゴミ収集場所に捨てるだけがゴミ出しじゃない!捨てる曜日も自分で管理し立ち回って全てやって初めてゴミ出しだ!」

 

ここにイライラが募ります。

 

夫にとってのゴミ出しは、いつまで経っても本当にゴミを出すだけなのです。

 

仕返しの目的は後の家事負担の話し合いへのスムーズな移行のため

短期の仕返しをするのも、ある程度の効果を発揮しますが、あくまでも仕返しは自分のストレス発散目的ではなく手段だと意識して仕返しを実行できれば“仕返しもあり”だと思います。

 

ただし、きちんと家事分担などを話し合うため、解決するための1つの手段だというスタンスを取ることをおすすめします。

 

家事分担の話し合いには、お互いの得手不得手を鑑みて担当決めましょう。

 

先にも述べましたが毎日の家事には見えない部分が多く、通常の家事全般を理解しない夫には“見えない家事”を推察なんて到底無理なのです。

 

したがって毎日自身が通常行っている家事を明文化しておくと夫にも大筋が伝わり、家事負担割合の不公平さや家事の多さについて受け入れてもらえる機会になるかもしれないので、今回も無駄になるかもしれないと思いつつも実行に移します。

 

只今プチプチ家出の真っ最中の私がいうのも気が引けますが、今回も1日無言の圧力しながら家事はいつも通り遂行して、夫の聞く耳が育ったのを見計らいじっくりと伝えてみようと考慮してます。

 

沈着冷静をモットーにしっかりと伝えたいと思います。

 

30年かけても、まだまだ初歩でつまづいている愚かな夫婦ですが諦めればそこで立ち止まってしまいますので、面倒くさがらず息子が独り立ちするまでは続けて行こうと思います。

 

それ以後はどうしましょうか、夫の改心次第ですかね。