えのき茶ダイエットって成功!?
えのき茶でダイエット出来るのか
えのき茶ダイエットが世の中広まり知られるようになったのは、2013年頃のことだったと思います。
えのきたけに含まれる脂肪酸「エノキタケリノール酸」が、体内の脂肪の中でも「内臓脂肪」を落とすのに効果が高く、2か月でおよそ22パーセントの内臓脂肪の減少が確認されたという報告が世に出回り広く認知されました。
内臓脂肪の増加は高血圧をはじめ、さまざまな生活習慣病をひきおこすといわれています。
私はこの頃から体重の増加が気になり始めていましたので、えのき茶で「内臓脂肪減少」 を目指し「エノキタケリノール酸」を効果的に摂取するため「干しえのき茶」を熱水で抽出して日々飲み始めて早7・8年になります。
年齢的にも着々と体重が増加しているわりには、お腹周りは比較的緩やかに増加していると思いますので振り返ってみれば、内臓脂肪の増加を抑えてくれていたのかもしれません。
結婚当初から考えると体重は10kg以上増えていますが、お腹周りはひと回りほど大きくなったものの極端に気になるほどのお腹が飛び出したという感じは人様からも今のところは指摘ありません。
よって私の場合は、ダイエットになっていたとは言い難いですが、内臓脂肪は確実におさえられていたのだと思います。
えのき茶には先ず“干しえのき”作成から
干しえのきの栄養成分の中でも脂肪の吸収を抑える働きのある「エノキタケリノール酸」は内臓脂肪を減少させるということが確認されています。
その内臓脂肪の減少させるパワーを十分に増殖させる方法としては「えのきを干す・炒る」だけの簡単作業で、しかも干すことで旨味もアップします。
天日干しして「干しえのき」を作成し、炒って細かく切って「エノキタケリノール酸」をしっかりと抽出した干しえのき茶を1日に何度かに分けて飲むだけです。
天日干しすることによってカルシウムの吸収をしやすくするビタミンDの量が約2倍に増えます。
ただし、えのきたけはカリウムが多く含まれているので腎機能が低下している方や高カリウム血症の方は摂取を控えるようにしてください。
また、食物繊維も多く含まれていますので腸に炎症がある方なども、えのきを食べるのを控えるように注意喚起されています。
えのき茶は通販でも販売されていますが、自作するほうが安くできます。
まずは「干しえのき」の作り方…
干しえのきの作り方
【 材料 】
えのき
【 作り方 】
①えのきを1本づつにほぐして風通しのよい場所で干します。
②すくなくとも2時間以上、天日干しをして紫外線にあてるようにします。
ここでは晴れていても曇っていても紫外線に当てるのが目的ですので、完全に乾燥することにこだわる必要はありません。
雨が直接かからないようにだけは気をつけてください。
③干しても湿り気はどうしても残っていますので、 フライパンでしっかり乾煎りして完全に水分を飛ばし乾かします。
しっかりと乾かすと細胞壁が壊れ、中に含まれている栄養素が抽出され易くなりますしキノコ特有の匂いも消す効果があります。
続いて、干しえのき茶の作り方…
えのき茶の作り方
【 材料 】
えのき
【 作り方 】
①天日干しした干しえのきを出来るだけ細かく切ります。
細かく切ることで多くの「エノキタケリノール酸」をしっかりと抽出することが出来ます。
②95度くらいお湯を500ミリリットルと干しえのき大さじ1杯(5グラム)程度を保温ボトルに入れて蓋をします。
③30分ほど置いたら「エノキタケリノール酸」がしっかりと溶け出たお茶のできあがりです。
④これを1日数回に分けて飲みます。
最低2時間干してからフライパンで炒った干しえのきをしっかりとフライパンで乾煎りすればキノコ特有のにおいが緩和されます。
私はキノコ臭が残っていると臭いが気になり飲みづらかったので、私同様に臭いが気になる方はフライパンの乾煎りを丁寧におこなって少し香ばしくなるくらい炒ることをお勧めします。
1日かけて飲み進める際に保温ボトルに入れた干しえのきをそのまま食べても良し、しっかり絞って栄養成分を取り出してから飲んでもよいみたいですよ。
夕飯のお味噌汁にいれてボトルに残った干しえのきを私は食べています。
えのき茶は、ほんのりとやさしい風味で意外と飲みやすく、しっかりと炒る事で良い出汁が出ます。
えのき茶に塩コショウと少量の醤油を入れるだけで美味しいスープにもなります。
内臓脂肪は見た目からでは気づきにくいものなので、気づかぬうちに少しづつ溜まり、ぽっこりお腹なんてこともありえます。
干して刻んでお湯を注いで30分待って1日かけてゆっくりと飲む、そんな“まったり”としたえのき茶で身体の中から健康的に体型維持出来て素敵なシルバーライフを送れたらいいなと思います。