社内監査 別日でお願い
私が勤めている会社では、過去に高額の横領事件がありました。
そのため突如、職場環境が大きく変動し、思わぬ不利益と理不尽を味わったという黒歴史があります。
自分が起こしたのではないけれど、そのために新たなシステム等を押し付けられるなどのせいで過去に例を見ない手間が増すなどの不利益や、私自身には何の落ち度もないけれど確実に事件のせいで職場の雰囲気や置かれた状況が変わったために、それまではなかった親会社の干渉が始まったりと理不尽な思いをしました。
親会社から見れば、子会社の管理不足による不祥事。
しかも、金額的に高額すぎの上、複数人による謀だったため、大問題となりました。
横領事件から何年か過ぎましたが、それ以降コンプライアンス強調月間いうのが設けられたり、月一度の職場ごとに用意されたコンプライアンスに関する事例をもとにグループ討議の実施を義務づけられたりしました。
挙げ句には、親会社のシステムに連動された面倒な事務処理システムを開発導入され、親会社による監視の元、仕事するハメになりました。
我社の社長籍は、会社設立から事件発生までは、親会社の定年間近組が定年まで籍を置く、いわゆる天下りっぽい人事の為のボジション子会社でした。
事件以降は親会社で切れ者といわれる=不祥事を起こした子会社の立て直しの為のエキスパート達が抜擢され、事細かく管理されるようになりました。
社内監査の回数も増えました。
それでもグレーゾーンを突き進む社員が、必ず存在します。
そして、そのグレーゾーンの人達のせいで、締め付けが更に厳しくなります。
窮屈さを感じるのは、いつでも周りの人間であって、当の本人たちはといえば、ブラックの人は辞めていき、グレーゾーンの人達は自分達がグレーとも気付かず、相変わらずの生き方を続ける。
本当に理不尽さを感じずにはいられません。
そんな理不尽な扱いにも、感情の持って行き場がないまま今回も監査の総括を受けました。
半期決算を控えた月末月初に、監査の日程組むのだけは心から控えていただきたいと願わずにはいられません。